出願番号 |
特願2007-516261 |
出願日 |
2006/5/12 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2006/123576 |
公開日 |
2006/11/23 |
登録番号 |
特許第4677623号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
液体クロマトグラフィー用担体、該担体を充填したクロマトグラフィー用カラム、及び該カラムを用いた有機物の分離方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造、洗浄・除去 |
適用製品 |
芳香族環を持つ有機化合物、発ガン性、大気汚染物質、環境中の濃度、妨害物質 |
目的 |
少量の担体および有機溶媒でポリクロロビフェニル(PCB)等の芳香族化合物を他の物質から特異的かつ迅速に回収できるクロマトグラフィー担体、その担体を充填したクロマトグラフィー用カラム、及びそのカラムを使用した効率的なPCB等の有機化合物の分離法の提供。 |
効果 |
長大なカラムや大量の有機溶媒による溶出を必要とせずに、少量の担体及び有機溶媒でPCBやPAH等の芳香族化合物を他の物質から特異的かつ迅速に回収できるクロマトグラフィー用担体を得ることができる。また、このクロマトグラフィー用担体を充填したカラムを使用することにより、PCBやPAHなどの芳香族化合物を効率良く分離することができる。 |
技術概要
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この技術は、スルホキシド基を含有する有機基を、有機溶媒に不溶性の支持体に共有結合又はイオン結合により直接固定して、クロマトグラフィー担体を構成することに基づく。すなわち、式(1)で表されるスルホキシド基を含有する有機基を、有機溶媒に不溶性の支持体に共有結合又はイオン結合により直接固定することによりクロマトグラフィー用担体を構成する。R↓1−SO−R↓2−(1)(式中、R↓1は炭素数1〜3のアルキル基、R↓2は炭素数1〜10の2価の炭化水素基を表す。)スルホキシド基をもつこれらの化合物を入手しがたい場合には、相当するスルフィド化合物を1.0〜1.2倍程度のモル数の過酸化水素あるいは過ヨウ素酸塩など適当な酸化剤によって支持体に結合する前あるいは後に酸化することにより、スルホキシドに変換するようにしてもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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