プルシアンブルー型金属錯体超微粒子、その分散液、及びそれらの製造方法

開放特許情報番号
L2006003915
開放特許情報登録日
2006/6/23
最新更新日
2015/9/16

基本情報

出願番号 特願2006-030481
出願日 2006/2/8
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2006-256954
公開日 2006/9/28
登録番号 特許第5035767号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 プルシアンブルー型金属錯体超微粒子、その分散液、及びそれらの製造方法
技術分野 無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 ディスプレー、フォトクロミック素子、バイオセンサ、エレクトロクロミック素子等に有用なプルシアンブルー型金属錯体超微粒子の製造に適用する。
目的 特定の工程を経ることにより、特定の金属と特定の分子から構成されるプルシアンブルー型金属錯体超微粒子の製造方法を提供する。
効果 簡便にかつ大量に、しかも収率よく製造でき、更に、各種の溶媒中での分散性に優れ、工業的利用及び実用化に適するものが得られる等の効果を奏する。
技術概要
(A)例えばバナジウム、クロム、モリブデン等の金属原子M↓1を中心金属とする陰イオン性金属シアノ錯体を含有する水溶液と、例えばマンガン、鉄、ルテニウム等の金属原子M↓2の金属陽イオンを含有する水溶液とを混合し、金属原子M↓1及び金属原子M↓2を有するプルシアンブルー型金属錯体の結晶を析出させ、次いで(B)例えば4−ジ−オクタデシルアミノピリジン等の配位子Lを溶媒に溶解させた溶液と、前記プルシアンブルー型金属錯体の結晶とを混合して、プルシアンブルー型金属錯体超微粒子の分散液とし、(C)この分散液から平均粒子径が50nm以下であるナノメートルサイズの超微粒子を分離するプルシアンブルー型金属錯体超微粒子の製造方法にする。尚、例えば、超微粒子の光学特性をR、G、Bに対応する色材に調製すれば発光型カラーディスプレーができ、また、超微粒子の分散液をスピンコートすればデバイス製造コストを改善した製膜法が可能になり、また、イオン伝導性、応答性等の優れた薄膜が可能になる等の効果が見込める。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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