出願番号 |
特願2006-029172 |
出願日 |
2006/2/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-209373 |
公開日 |
2007/8/23 |
登録番号 |
特許第4873536号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
非導電性針 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
皮膚、血液、体液、採血、血中のグルコース値、血糖値 |
目的 |
被検体の皮膚を突き刺して体液を採取するための穿刺針と、体液の分析を行うためのバイオセンサーとが一体となって構成される針一体型バイオセンサーの軽量化を可能にするとともに、そのバイオセンサー内での穿刺針の配置に特に制約のないものを提供することの実現。 |
効果 |
穿刺針として樹脂製などの非導電性のものが用いられると、金属製の穿刺針が用いられていたものと比べて、軽量化のみを目的として針の直径を小さくする必要がないため、針の強度を維持したまま針一体型バイオセンサー本体の軽量化を達成する。また、各電極に直交する態様で穿刺針を配置したものにおいても、穿刺針のバイオセンサー内での配置に特段の制約を必要としない、すなわち電極表面に穿刺針が接触するような態様での配置をも可能とし、穿刺後に必要以上の採血を行うことなく、効率的な測定を可能とする。 |
技術概要
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この技術は、被検体の皮膚を突き刺して体液を採取するための穿刺針と、体液の分析を行うためのバイオセンサーとが一体となって構成される針一体型バイオセンサーにおいて、穿刺針として非導電性針、好ましくは樹脂製の穿刺針を用いる。樹脂製の穿刺針としては、環状オレフィン系樹脂、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリブチレンテレフタレートなどの生分解性樹脂などからなる穿刺針が用いられる。穿刺針は、バイオセンサーと一体となって針一体型バイオセンサーを構成する。穿刺針は、バイオセンサー内外を問わず任意の位置に配置することができ、電極表面に接触するような態様で配置することもできる。また、穿刺針の配置態様も採血時にバイオセンサー内を移動する可動状態あるいはバイオセンサー内に接着剤等を用いて接着した固定状態など任意の態様で配置することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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