電子放出分布測定装置

開放特許情報番号
L2006003483
開放特許情報登録日
2006/5/19
最新更新日
2010/4/9

基本情報

出願番号 特願2005-270889
出願日 2005/9/16
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2007-078660
公開日 2007/3/29
登録番号 特許第4461257号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 電子放出分布測定装置
技術分野 電気・電子
機能 検査・検出
適用製品 電子放出分布測定装置
目的 走査型トンネル顕微鏡などにおいて、高分解能電子放出分布の測定も可能な電子放出分布測定装置測定方法を実現する。
効果 走査型トンネル顕微鏡(STM)などの探針と試料との間に流れる電流を検出し、制御するSTMに簡単な回路を付加するだけで、高分解能の電子放出分布とその絶対値の測定が可能となる。しかも、この回路は、通常のSTMに追加するだけで新たな改造を特別加えることなく目的の機能を実現することができる。
技術概要
探針と、探針を試料に対して移動させるピエゾ素子と、試料にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加回路と、探針と試料との間を流れる電流を電圧変換するプリアンプと、プリアンプの出力側に順次設けられたSTM制御回路と、を備えた走査型トンネル顕微鏡において、プリアンプとSTM制御回路との間にサンプルホールド回路を設けてなる電子放出分布測定装置である。図2に示すように、探針6と、探針6を試料7に対して移動させるピエゾ素子と、試料7にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加回路と、探針6と試料7との間を流れるトンネル電流を電圧変換するプリアンプ10と、プリアンプ10の出力側に順次設けられたSTM制御回路3と、を備えており、プリアンプ10とSTM制御回路3との間にサンプルホールド回路22を設け、STM像を計測(作成)するとともに、電子放出分布像を計測(作成)する。図1は、原理を説明する図であり、aはトンネル電流の概念図で、bは電子放出電流の概念図、図2aは、電子放出分布測定装置の回路ブロック図であり、bはその一部の詳細図、図3は、STM計測用の回路系と電子放出分布計測用の回路系を説明する図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT