出願番号 |
特願2004-562037 |
出願日 |
2003/12/9 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
WO2004/056993 |
公開日 |
2004/7/8 |
登録番号 |
特許第4644777号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
種子中のタンパク質含量が低減した植物ならびにその作出法および利用法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
核酸分子、核酸カセット、核酸カセットを製造するための方法、植物種子(ジャポニカ種イネ)中のタンパク質の発現量を減少させる方法、植物種子中で外来遺伝子を発現させる方法 |
目的 |
植物において種子中の貯蔵タンパク質の発現を減少させる方法および外来タンパク質を効率よく発現させる方法ならびに、それらに使用するアンチセンス構築物、RNAi構築物、組成物、装置などを提供する。 |
効果 |
本発明によれば、栄養価に乏しいプロラミンが減少した分だけ相対的にアミノ酸栄養価は高まり、タンパク源としての米の機能を強化し得る。また、特に日本においては低タンパク質な米が求められることから、一般食用、米加工品、日本酒醸造、腎臓病等アミノ酸摂取の絶対量が制限される疾病の治療食といった用途に有用である。さらには、外来有用タンパク質を効率的に発現できるバイオリアクターとしても高いポテンシャルを持つ。 |
技術概要 |
ジャポニカ種イネのプロラミンポリペプチドをコードする核酸配列に相補的な少なくとも15の連続する核酸配列または、その相補的な少なくとも15の連続するヌクレオチド長を有する核酸配列に対して、少なくとも約70%相同な核酸配列を含む核酸分子が得られる。また、A)核酸分子を得る工程、B)核酸分子を植物の細胞に導入する工程、C)細胞を再分化させてトランスジェニック植物を作出する工程、D)トランスジェニック植物から種子を得る工程を包含する種子中のタンパク質の発現量を減少させる方法であり、1)核酸分子を得る工程、2)外来遺伝子をコードする核酸分子を得る工程、3)核酸分子および外来遺伝子をコードする核酸分子を植物の細胞に導入する工程、4)細胞を再分化させてトランスジェニック植物を作出する工程、5)トランスジェニック植物から種子を得る工程を包含する植物種子中で、外来遺伝子を発現させる方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|