出願番号 |
特願2004-358761 |
出願日 |
2004/12/10 |
出願人 |
岩井 忠憲 |
公開番号 |
特開2006-158874 |
公開日 |
2006/6/22 |
登録番号 |
特許第3752516号 |
特許権者 |
岩井 忠憲 |
発明の名称 |
津波または大水災害避難用装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
津波または大水災害避難用装置 |
目的 |
中に避難することによって例えば津波や大水から避難者を守ることができる水上浮遊型の津波または大水災害避難用装置において、災害避難用装置がどのような角度で傾いていたとしても、室内スペースの水平状態を保つことにより、中に避難した避難者が通常の姿勢を保つことができるようにする。また、室内スペース内の安全性を高めると共に、例えば水上で激しい波に打たれた場合でも室内スペースの揺れを緩和でき、単純な左右方向だけの揺れだけでなく、あらゆる方向からの揺れに対応できるようにする。 |
効果 |
外側の外殻体が障害物に接触する等により災害避難用装置がどのような角度で傾いていたとしても、中のカプセル(室内スペース)は本質的に水平状態に保たれるので、中に避難した避難者が常に通常の姿勢を保つことができる。また、カプセルに対する外部から衝撃が中殻体によって緩和されるので、室内スペース内の安全性を高めることができる。また、例えば水上で激しい波に打たれた場合でも、中殻体によって波は直接的にカプセルに当たることはないので、カプセルは波による揺れの影響を受けにくい。 |
技術概要
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図1は、災害避難用装置の斜視説明図、図2は、災害避難用装置を断面して内部構造を表した側面視説明図であり、災害避難用装置内に避難者が避難している状態を示している。図3は、カプセルを回動可能に支持する転動体を示す部分拡大断面説明図である。災害避難用装置A1は、棒状の連結部である棒状体11により球殻状(球状)に形成された外殻体であるフレーム構造体1と、フレーム構造体1の内部で自由方向に回動可能な球形のカプセル2とを備えた二重構造となっている。フレーム構造体1の内側には、カプセル2を回動可能に支持する球状(ボール状)の転動体31が設けてある。カプセル2は、その内部に水密性が保たれた室内スペース200を有する。転動体31は、円筒ころ、棒状ころ、針状ころ、球面ころ等を使用することもできる。転動体31は、金属製材料や硬質プラスチック等の合成樹脂で形成できる。フレーム構造体1は、棒状体11で囲まれた開口部によって、カプセル2の内出入口20a、20bと通じる出入口30を周面全体にわたって多数有している。つまり、棒状体11で囲まれた空間箇所は、その全てが出入口となる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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