出願番号 |
特願2005-261917 |
出願日 |
2005/9/9 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2007-068508 |
公開日 |
2007/3/22 |
登録番号 |
特許第4182227号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
ウイルス潜伏感染の検査方法および検査用キット |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
簡便な操作で実施でき、伝染性単核球症やEBウイルス関連血球貪食症候群、バーキットリンパ腫や上咽頭癌、胃癌、慢性活動性EBウイルス感染症等の検出に利用される。 |
目的 |
皮膚生検や採血等による痛みや出血を伴う侵襲的プロセスを経ることなく、潜伏感染関連遺伝子産物を検出するウイルス潜伏感染の検査方法、及びその検査用キットを提供する。 |
効果 |
病変部における痂皮や鱗屑を採取して検査用検体とすることができ、痛みや侵襲を伴わず、感度及び特異性が高く、宿主mRNAの抽出も可能であり、その生物学的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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皮膚に生じた痂皮及び/または鱗屑を採取して検査用検体とし、検査用検体中に含有可能性のある潜伏感染関連遺伝子産物を検出することにより、ウイルス潜伏感染の検査を行う。より具体的には、1)皮膚に生じた痂皮及び/または鱗屑を採取し、検査用検体とし、2)検査用検体からウイルスの潜伏感染関連遺伝子産物であるRNAまたはDNAを抽出し、3)抽出されたRNAまたはDNAを基にして、核酸を増幅し、4)増幅した核酸からウイルス潜伏感染を検出することにより、ウイルス潜伏感染を検査する。尚、ウイルスが、EBウイルスまたはKSHVである。更に、核酸を増幅する工程が、EBER由来核酸及びβ2−ミクログロブリン由来核酸を同時に増幅する工程を含み、また、ウイルス潜伏感染関連遺伝子産物の逆転写用アンチセンスオリゴヌクレオチド、ウイルス潜伏感染関連遺伝子産物増幅用プライマーセット、及びハウスキーピング遺伝子増幅用プライマーセットを含む検査用キットを作製する。 |
リサーチツールの分類 |
動物 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
個別交渉による |
対価条件(一時金) |
【要】個別交渉による |
対価条件(ランニング) |
【要】個別交渉による |
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