がん細胞特異的遺伝子発現法を用いた血管新生阻害剤

開放特許情報番号
L2006003297
開放特許情報登録日
2006/4/28
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2005-251732
出願日 2005/8/31
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2007-063190
公開日 2007/3/15
登録番号 特許第4843767号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 がん細胞特異的遺伝子発現法を用いた血管新生阻害薬
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 がん細胞の増殖を抑制する血管新生阻害薬に適用する。
目的 特定のプロモーターと特定の遺伝子を組み込んだタンパク質からなる血管新生阻害薬を提供する。
効果 この血管新生阻害薬を用いることにより、がん細胞特異的に血管新生阻害遺伝子を発現させることができ、正常細胞における血管新生の阻害、自己免疫反応などの副作用を回避し、がん細胞のみの増殖を抑制することが可能になる。
技術概要
がん細胞特異的に発現する遺伝子のプロモーター領域の下流に血管新生阻害遺伝子を含むベクターを含有する血管新生阻害薬にする。血管新生阻害遺伝子は、例えばタムスタチン(α3NCl)、RGD−α3NCl、アレスチン等が挙げられ、特にRGD−α3NClが好ましく用いられる。また、プロモーターは、ヒトテロメラーゼ遺伝子(hTERT)のプロモーター、ヒト前立腺がん特異抗原(PSA)のプロモーター等の腫瘍マーカーとなり得る分子のプロモーター領域や、異常な細胞分裂、細胞増殖が起きるときに働く細胞周期に関する遺伝子プロモーター等が挙げられ、特にヒトテロメラーゼ遺伝子(hTERT)が好適に用いられる。この阻害薬は、単回投与(図−1)より、間欠投与(図−2)を行うのが好ましく、例えば、1回の投与量が、ウイルスベクターの場合ウイルス量で1×10↑9〜1×10↑1↑2pfu/kg、非ウイルスベクターの場合1μg〜100g/kgで、毎日1回〜30日毎の間欠にて2回以上行う。
リサーチツールの分類 動物、生体関連物質
有体物情報 DNA/RGD−a3NC1/ヒト
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 個別交渉による
対価条件(一時金) 【要】個別交渉による
対価条件(ランニング) 【要】個別交渉による

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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