出願番号 |
特願2005-246737 |
出願日 |
2005/8/26 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-136496 |
公開日 |
2008/6/19 |
登録番号 |
特許第3787636号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
構音障害改善用鼻孔栓 |
技術分野 |
機械・加工、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
鼻孔栓 |
目的 |
この発明は、鼻孔からの呼気(吐く息)の漏れによる構音障害を改善するために鼻孔内に装着する鼻孔栓の提供を目的とする。 |
効果 |
構音障害改善のために、手数がかかりかつ患者に苦痛を与える可能性のある手術等を経ずして簡単に装着及び使用でき、しかもその鼻孔栓の装着中の吸気を可能にするので、口からだけの呼吸による喉の渇きやストレスを改善するとともに、トンネルの高速通過時等の気圧の急激な変化にも対応可能とすることができる。 |
技術概要
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この発明の構音障害改善用鼻孔栓は、その内部に一方向弁もしくは逆止弁を設けた構成とすることで、その鼻孔栓を鼻に付けてもごく普通に息ができるようにするという着想に基づいており、簡単な構成の器具である。 構音障害改善用鼻孔栓は、発音時に鼻から呼気が漏れることによる構音障害の改善のために鼻孔内に装着する鼻孔栓であり、鼻孔内に密に嵌まり合う筒状をなす外殻と、外殻内に設けられて、呼気の通流を阻止する一方で吸気の通流を許容するように動く弁体とを備える。 筒状をなす外殻が鼻孔内に密に嵌まり合い、その外殻内に設けられた弁体が、例えば呼気の通流を阻止する位置と吸気の通流を許容する位置との間で揺動可能とされて、呼気の通流を阻止する一方で吸気の通流を許容するように動くことから、呼気に対しては鼻孔栓として機能する一方、吸気に対しては流入を妨げない一方向弁もしくは逆止弁として機能するので、鼻からの呼気の放出を止めながらの発音治療等による構音障害改善に用い得るとともに、その鼻孔栓の装着中の呼吸を吸気について可能にする。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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