出願番号 |
特願2005-208812 |
出願日 |
2005/7/19 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2007-020500 |
公開日 |
2007/2/1 |
登録番号 |
特許第4759730号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
新規微生物、その培養方法及びそれを用いた排水処理方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
アルキルフェノール(短鎖ポリエトキシレート)を分解する微生物 |
目的 |
アルキルフェノール(短鎖ポリエトキシレート)を好気的に分解することの出来る、新規微生物を提供する。 |
効果 |
この微生物を用いて排水処理することにより、合成洗剤であるノニオン系界面活性剤の代謝過程で生成する内分泌撹乱物質を完全分解し、2次汚染を防止することが可能になる。 |
技術概要
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好気的条件下において、式(Rは、炭素数が4〜24のアルキル、n=0、1、2)の化合物を資化する能力を有し、エンシファー属又はシュードモナス属などに属し、式のn=10以上の化合物を資化する能力を有さない微生物を得る。微生物はエンシファーsp.AS08(受領番号FERM AP−20592)であり、細胞形態は、・桿菌、・運動性 +、・グラム染色 −、・内生胞子 −、生理的性質は、・硝酸塩から亜硝酸塩の生成還元 +、・カタラーゼ +、・オキシダーゼ +、・OFテスト 酸化型、・グルコースの分解(酸の生成)−、・グルコースの分解(ガスの生成) −、・酸素に対する態度 好気性、・生育温度 20〜35℃でよく生育し、40℃では生育なし、・至適pH 7である。微生物の好適な培養方法は、式の化合物を含有する培地を用いて培養するのが好ましく、酵母エキスを含有する培地を用いて培養することも出来る。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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