出願番号 |
特願2006-528845 |
出願日 |
2005/7/1 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2006/006425 |
公開日 |
2006/1/19 |
登録番号 |
特許第4765079号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
複合ナノシート及びその製造方法、並びに金属酸化物ナノシートの製造方法 |
技術分野 |
機械・加工、無機材料 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
界面活性剤、ラメラ分子膜、ナノサイズの材料、セラミックナノシート、バルク相 |
目的 |
ゾル−ゲル法や電解酸化法では膜厚を均一にすることが難しく、また、CVD法は高価なCVD装置が必要であり、生産的でないということに鑑み、穏和な条件で、しかも短時間で膜厚の均一な種々の金属酸化物ナノシートを提供することの実現。 |
効果 |
金属アルコキシドの加水分解とラメラ分子膜を利用して金属酸化物ナノシートを製造しているので、穏和な条件で且つ短時間で多種多様な金属酸化物ナノシートを安価に得ることができる。 |
技術概要
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この技術では、複合ナノシートは、界面活性剤からなりラメラ構造を有する分子膜と、この分子膜の面方向に沿って形成された金属酸化物ナノシートとを備える。この複合ナノシートは、ナノサイズ即ち厚みが10nm以下の金属酸化物ナノシートが、ラメラ構造を有する分子膜に沿って形成されているので、そのまま保存してナノサイズの均一な厚さを維持することができ、必要なときに金属酸化物ナノシートを分離して取り出すことができる。複合ナノシートから金属酸化物ナノシートを取り出す適切な方法は、複合ナノシートを乾燥した後、界面活性剤が溶解しうる溶剤に浸けることにより、金属酸化物ナノシートを分子膜から分離する。この方法によれば、界面活性剤が溶解しうる溶剤、例えばアルコール等であれば格別特殊なものでなくても金属酸化物ナノシートを容易に分子膜から分離して取り出すことができる。そして、アルコール等の一般的な溶剤であるから、乾燥させて精製しやすい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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