出願番号 |
特願2007-512982 |
出願日 |
2006/4/7 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
WO2006/109741 |
公開日 |
2006/10/19 |
登録番号 |
特許第5176103号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
混合流発生装置および混合流の発生方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
混合流発生装置 |
目的 |
駆動軸を設けなくともロ一タを回転させることが可能な混合流発生装置を提供する。また、構造が簡素で小型化に適し、化学反応装置として好適に用いることもできる混合液発生装置を提供する。さらに、これらの混合流発生装置を用いて行うことが好適な混合流の発生方法を提供する。 |
効果 |
駆動軸を設けなくともロータを回転させることが可能になり、駆動軸のための特別なシール構造を省略できるなど、混合液発生装置の構造を簡素化することができる。したがって、混合流発生装置の生産コストを低減できるだけでなく、混合流発生装置を大幅に小型化することも可能となる。ゆえに、マイクロリアクタと呼ばれる小型の反応装置に組み込むものとして好適な混合流発生装置を提供することも可能となる。 |
技術概要
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図1は混合流発生装置をパイプPの中心軸L↓oを含む鉛直面で切断した状態を示した断面図、図2〜図4は混合液発生装置を図1におけるY↓1−Y↓1、Y↓2−Y↓2、Y↓3−Y↓3で切断した状態を示した断面図である。混合流発生装置においては、液体導入ロIN↓2を、パイプPの中心軸L↓0と平行な方向に細長いスリット状に形成しており、液体導入ロIN↓2からパイプ上流部P↓1の内部に導入された液体F↓Bの流れが帯状となるようにしている。液体導入口IN↓2の短手方向に沿った幅は、パイプP(パイプ上流部P↓1)の内半径r↓1とロータRの外半径r↓2との差δrや、液体F↓Aと液体F↓Bとの流量比などによって適宜調整され、パイプ上流部P↓1の内部で螺旋流を生じやすくするためには、通常δr以下に設定される。さらに、混合液発生装置においては、図2に示すように、液体導入ロIN↓2の内壁を構成する一の面をパイプ上流部P↓1の内周面と接するように接続しており、液体F↓Bを液体導入口IN↓2からパイプ上流部P↓1の内周面の接線方向に導入することができるようになっている。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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