流動調整装置、マイクロリアクター及びそれらの用途

開放特許情報番号
L2006001157
開放特許情報登録日
2006/3/10
最新更新日
2013/2/19

基本情報

出願番号 特願2007-503721
出願日 2006/2/17
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2006/088120
公開日 2006/8/24
登録番号 特許第5145559号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 流動調整装置、マイクロリアクター及びそれらの用途
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 流動調整装置、マイクロリアクター
目的 液体が導入される複数の導入流路と、複数の導入流路が合流する合流部とを備えた流動調整装置によって、流動状態を調整し、再現性のよい流動状態を実現する。また、液体が導入される複数の導入流路と、該複数の導入流路が合流する合流部と、合流部の下流に配置された反応流路とを備えたマイクロリアクターにおいて、反応流路内における流動状態を調整し、再現性のよい流動状態を実現することのできるマイクロリアクターを提供する。
効果 液体が導入される複数の導入流路と、該複数の導入流路が合流する合流部とを備えた流動調整装置によって、流動状態を調整し、再現性のよい流動状態を実現することができる。また、液体が導入される複数の導入流路と、複数の導入流路が合流する合流部と、該合流部の下流に配置された反応流路とを備えたマイクロリアクターにおいて、簡便な方法によって、反応流路内における流動状態を調整し、再現性のよい流動状態を実現することができる。
技術概要
図1は、マイクロリアクターの概略を示した分解斜視図である。マイクロリアクターは、液体が導入される複数の導入流路21、22と、複数の導入流路21、22が合流する合流部23と、合流部23の下流に配置された反応流路41とを備える。ネジ留めしたものを上方から見た概略図が図2である。図1では、導入口11から導入された液体は導入流路21を通って合流部23へ導かれ、導入口12から導入された液体は導入流路22を通って合流部23へ導かれ、2種類の液体が合流部23で合流し、流路24を流れる。マイクロリアクターにおいては、合流部23の下流かつ反応流路41の上流の位置に流動調整部80が配置される。図1において、流動調整部80を側方から見た模式図を図3に、上方から見た模式図を図4に、それぞれ示す。流動調整部80は、合流板20、連結板30及び反応板40を貫いて形成された円筒状の流路81と、その中に含まれる粒子82から構成される。液体は流路24から流路81を経て反応流路41へ流れ込む。粒子82は、流路81の内部で移動が可能であり、それによって流動調整部80の下流にある反応流路41における流動状態が調整される。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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