キノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性抑制剤

開放特許情報番号
L2006001155
開放特許情報登録日
2006/3/10
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2005-027094
出願日 2005/2/2
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2006-213629
公開日 2006/8/17
登録番号 特許第4734560号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 キノン体若しくはキノン体前駆体の毒性に起因する障害に対する予防治療剤
技術分野 生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 キノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性抑制剤
目的 外来性の薬剤または内在性のアミン類、アミノ酸、若しくは蛋白質の酸化により生成されるキノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性、具体的には脳神経障害および/または細胞障害に有効な毒性抑制剤を提供する。
効果 この薬剤は、外来性の薬剤または内在性のアミン類、アミノ酸、若しくは蛋白質の酸化により生成されるキノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性を抑制する。キノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性の具体例として脳神経障害および/または細胞障害が挙げられる。例えば、パーキンソン病の治療薬として公知のレボドパを投与した患者における脳内キノン体生成による脳神経障害に対して、この薬剤は末梢投与でも脳内に到達することができ、ドパミンキノンまたはドパキノン等のキノン体自体に直接結合することで優れた抑制効果を発揮する。
技術概要
 
キノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性を抑制する、ドパミン受容体作動薬群から選択される化合物を有効成分とする毒性抑制剤である。また、キノン体若しくはキノン体前駆体と機能性蛋白質の結合を抑制し、キノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性を抑制する;キノン体若しくはキノン体前駆体に起因する毒性が、脳神経障害および/または細胞障害である;ドパミン受容体作動薬群から選択される化合物が、メシル酸ブロモクリプチン、メシル酸ペルゴリド、塩酸タリペキソール、塩酸ロピニロール、塩酸プラミペキソールのいずれかである;キノン体若しくはキノン体前駆体が、外来性の薬剤または内在性のアミン類、アミノ酸、若しくは蛋白質の酸化により生成される;外来性の薬剤が、レボドパである;毒性抑制剤である。さらに、キノン体若しくはキノン体前駆体とドパミン受容体作動薬の相互作用をマーカーにする脳神経障害および/または細胞障害の予防治療剤のスクリーニング方法である。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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