出願番号 |
特願2006-550751 |
出願日 |
2005/12/26 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
WO2006/070729 |
公開日 |
2006/7/6 |
登録番号 |
特許第4825978号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
インスリン産生細胞特異的プロモーターおよびその用途 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
インスリン産生細胞特異的プロモーター |
目的 |
インスリン産生細胞の選択を効率よく行なうために、特異性が高く、転写活性の強い新規なプロモーターを提供する。 |
効果 |
このプロモーターは、インスリン産生細胞に非常に強い特異性を示し、転写活性が高いため、たとえば、このプロモーターの下流に、ルシフェラーゼ、GFPなどのレポーター遺伝子や抗生剤耐性遺伝子などを連結させた配列を含むベクターを使用することにより、効率のよいインスリン産生細胞の選択方法を提供できる。 |
技術概要
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このプロモーターは、(a)配列番号1で表わされる塩基配列の5′側に配列番号2で表わされる塩基配列を含有するポリヌクレオチド、または(b)(a)のポリヌクレオチドの塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、インスリン産生細胞においてプロモーター活性を有するポリヌクレオチドからなる。また、プロモーターの3′側にレポーター遺伝子および/または抗生剤耐性遺伝子が連結されているベクターである。また、インスリン産生細胞の選択方法は、(a)プロモーターの3′側にレポーター遺伝子および抗生剤耐性遺伝子が連結されているベクターを、未分化細胞に導入する工程、(b)(a)で得られたベクター含有未分化細胞をインスリン産生細胞に分化誘導する工程、(c)レポーター遺伝子の発現により、インスリン産生細胞への分化を確認する工程、および(d)抗生剤耐性遺伝子に対応する抗生剤を添加することにより、インスリン産生細胞を選択する工程、を含む。図1は天然のヒトインスリンプロモーターの主要転写因子の結合部位を示す図、図2、図3はインスリン産生細胞の選別方法を示す図、である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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