出願番号 |
特願2004-198648 |
出願日 |
2004/6/8 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2005-349373 |
公開日 |
2005/12/22 |
発明の名称 |
漏光型光触媒ファイバー |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
漏光型光触媒ファイバー |
目的 |
濃厚な溶液でも光触媒活性を発現することができ、また、紫外光のみならず、可視光応答もできる光触媒の導入により、被処理水中の有機物及び中間生成物の無機化処理を効率的に行うことができる水処理方法とその装置を提供する。 |
効果 |
光触媒層は、液相中で使用される為、液相中で膜はがれが懸念されるが、ゾルゲル法を用い、ファイバー担体との密着性を向上させ、装置の長寿命化を狙いとする。また、用いられる光触媒層にはTiO↓2以外に、窒素ドープTiO↓2、硫黄ドープTiO↓2、炭素ドープTiO↓2、ZnO、SrTiO↓2、TaONなども使用することができる。 |
技術概要
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漏光型光触媒ファイバーは、ファイバー上に光触媒層を備えた構造をもっている。さらに、有機物を含有する被処理水に、光触媒層を備えたファイバーを挿入し、ファイバーの端面から光照射して、光が届かない様な濃厚な溶液中でも光触媒機能を発現させることができ、被処理水中の有機物を無機化処理することを基本手段としている。また、光触媒層には、TiO↓2を使用する。また、照射する光は、用いる光触媒層に応じて変化させ、光触媒層にTiO↓2を用いる場合は、光源として波長が300〜420nmの任意の波長の光を発するブラックライトを用いる。図1に示すように、光を伝達するファイバー1と光触媒層2から構成されている漏光型光触媒ファイバー9である。図2に示すように、3は光源、 4は光ファイバー、5は漏光型光触媒ファイバー、6は反応容器、7は被処理水の流れを示す。3の光源としてのブラックライト、またはキセノンランプ、または、太陽光が使用される。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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