出願番号 |
特願2005-120925 |
出願日 |
2005/4/19 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-301174 |
公開日 |
2006/11/2 |
登録番号 |
特許第4552012号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
気体の状態方程式の視覚化教材装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
気体の状態方程式の視覚化教材装置 |
目的 |
気体の状態方程式(PV=nRT)は、主として高校の物理・化学で(時に理系大学生の専門基礎として)学習するものであり、気体の性質を理解する上で中心的位置を占めているが、目に見えない気体の圧力や温度の意味をイメージすることは難しい。これまではピンポン球や鋼球を気体分子のモデルとして使用した実験器が用いられてきたが、気体の定性的な挙動や傾向を見ることしかできないといった問題があった。 |
効果 |
本発明を利用することにより、容器内でランダムな運動をする気体分子モデルを目で見ることができ、気体分子運動のイメージを容易に理解することが可能となる。 |
技術概要
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本発明は、目に見える気体分子モデルを用い、これが壁と衝突して圧力が生じること、運動速度が増すと圧力が高まること等の定性的挙動にとどまらず、定量的にも気体分子モデルにより気体の状態方程式が成立することを導き出せるようにした。本発明の装置の構成は以下の通りである(図面参照)。(1)底面と一側面が解放された透明カバー体と、駆動源により駆動される往復運動機構を介して側面と直交する方向に往復運動可能な稼働底板と、底板と同方向に移動可能な圧力測定側壁部材で構成される容器(2)高反発弾性の球状気体分子モデル(3)往復動によって収納された気体分子モデルを容器内に打ち出すための突起(4)気体分子モデルが側壁部材に衝突することにより発生する圧力を測定する手段 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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