出願番号 |
特願2005-144052 |
出願日 |
2005/5/17 |
出願人 |
国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 |
特開2006-320387 |
公開日 |
2006/11/30 |
登録番号 |
特許第4581088号 |
特許権者 |
国立大学法人 筑波大学 |
発明の名称 |
計算機支援診断装置および方法 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
アルツハイマー病、脳血管障害、DLB(レビー小体の異常)、てんかんの診断、がん診断、心臓病の診断 |
目的 |
患者のMRI画像を領域分割して各組織に一定の血流値を代入することにより、正常人のSPECT画像を模擬したテンプレート画像を作成し、テンプレート画像と患者のSPECT画像の位置合わせを行い、テンプレート画像とSPECT画像の差分をとり血流低下量の分布を表すDSI(Deterioration Score Image)画像を作成することにより、血流低下量画像を高精度で得ることのできる計算機支援診断装置および方法の提供。 |
効果 |
正常人のボランティアを集め、性別・年齢・仕様放射性薬剤・撮像装置・画像構成法ごとに正常人SPECT画像のデータベースを作成することなく、精度の高い血流低下量画像を得ることができ、有効な計算機支援診断装置および方法を提供することができる。 |
技術概要
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本技術の痴呆性疾患の計算機支援診断装置は、まず、検査装置によって、同一患者のSPECTあるいはSPECTおよびPET(SPECT/PET)(機能イメージング)画像とMRI(形態イメージング)画像を撮影し、MRI画像に領域分割やヒストグラム解析などの画像処理を施すことにより、正常人のSPECT/PET画像を模擬したテンプレート画像を作成(合成)する。次に、テンプレート画像と患者のSPECT/PET画像の位置合わせ(レジストレーション)を行い、最後に、テンプレート画像から実測のSPECT/PET画像を差し引く工程により、機能や血流低下量の画素ごとの分布を表すDSI画像7を作成し、異常部位が医師に分かりやすい形、例えば疑似カラー画像で表示させている。この際、脳表面から深さ方向に一定距離内の血流低下量の最大値を抽出し、抽出された血流低下量の最大値を上下前後左右の6方向に投影した表面画像を表示することが好ましい。また、MRI画像を4つの領域(白質・灰質・CSF・その他)に分割することが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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