放射線治療時における標的臓器と線量分布の同時測定方法及びその測定装置

開放特許情報番号
L2006000621
開放特許情報登録日
2006/2/10
最新更新日
2009/5/29

基本情報

出願番号 特願2004-354816
出願日 2004/12/8
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2006-158678
公開日 2006/6/22
登録番号 特許第4288351号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 放射線照射時における標的臓器と線量分布の同時測定システム
技術分野 生活・文化
機能 機械・部品の製造
適用製品 がん治療
目的 がんの放射線治療の精度向上のために、体内の臓器位置及び形状の情報と、陽子線による線量分布情報とを、リアルタイムに表示することが可能な放射線治療時における標的臓器と線量分布の同時測定方法及びその測定装置の提供。
効果 超音波で臓器位置を把握しながら、同時に陽子線の照射による線量分布を確認することができる。リアルタイムに重ね合わせができるので、精度の高い治療ができるようになる。
技術概要
この技術において、陽子線などの荷電粒子線を体内に照射すると、各点で線量分布に比例した膨張が起こり、音響波が発生する。音響波は、放射線の周波数特性と同じ周波数の音波として発生するので、超音波と同じ範囲の周波数であれば、超音波装置で測定することができる。陽子線は、水素原子から電子を取った正電荷粒子である陽子を、シンクロトロン等の加速器により高エネルギーまで加速した透過力の大きい電離放射線であり、数メガヘルツのビーム強度振動を有する。数メガヘルツのビーム強度振動を有する陽子線を使用すれば、超音波装置で体内の臓器位置を確認すると同時に、陽子線による線量分布も確認することが可能となり、体内の臓器位置と線量分布の関係把握が正確かつ容易となる。
リサーチツールの分類 方法・プロセス
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
対価条件(一時金) 【要】交渉による
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 交渉による
対価条件(一時金) 【要】交渉による
対価条件(ランニング) 【要】交渉による

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT