核酸修飾前の検体の前処理方法

開放特許情報番号
L2006000365
開放特許情報登録日
2006/1/20
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2004-359471
出願日 2004/12/13
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2006-166712
公開日 2006/6/29
登録番号 特許第4765058号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 核酸修飾前の検体の前処理方法
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 グリコーゲン、遺伝子解析、ほ乳類の血液や糞便中のウイルス、消化管粘膜細胞、悪性新生物細胞、新生物細胞
目的 核酸修飾前の抽出・精製方法を見直し、簡便かつ短時間で核酸を抽出する方法の提供。
効果 検体からDNAを精製することなく、極めて簡便に、目的とする遺伝子の解析、例えばメチル化の有無の検討が可能となる。
技術概要
 
この技術では、糞便を溶解した溶液を遠心分離して得られた上澄み液43μLに、グリコーゲン溶液(15〜20mg/mL)を2μL、水酸化ナトリウム溶液を5μLを加え、合計50μLとする。この場合インキュベーションは、グリコーゲンと水酸化ナトリウム溶液を添加後に一度行えばよい。具体的には、15〜30分間、35〜40℃、好ましくは37℃で行えばよい。次に、前処理した検体含有溶液に、修飾試薬を直接接触させることにより、特定の核酸の修飾を達成する。例えば、前処理した糞便含有溶液に、重亜硫酸塩を直接接触させることにより遺伝子中の非メチル化シトシンをウラシルに変換し、目的とする遺伝子を解析する。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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