出願番号 |
特願2005-143463 |
出願日 |
2005/5/17 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2006-177923 |
公開日 |
2006/7/6 |
登録番号 |
特許第4686714号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
食肉の光学的鮮度識別法および装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
生体組織の光学的鮮度識別装置 |
目的 |
科学的な根拠のある筋肉素地反射率をベースラインとして用いる反射分光法により食肉等生体組織に含まれる分光学的性質を有する物質の含量および混在割合を算出し、これらの数値から食肉等生体組織の鮮度をリアルタイムで精度良く識別することができるようにする。 |
効果 |
リアルタイムで生体組織に含まれる分光学的性質を有する物質の含量および/または多成分の混在割合を算出することができ、従って生体組織の鮮度を科学的根拠をもって精度良く知ることが可能となる。特にヘムタンパク質誘導体である還元型、酸素型、酸化型各色素の混在割合を正確に算出することが可能となる。従って動植物の生体組織、特に食肉の品質評価や品質管理において極めて有益な情報を提供することができる。 |
技術概要
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生体組織の光学的鮮度識別装置は、図1に示すように試験台上設置される被検体に対面して光照射を行う光源1を有する。生体からの反射光は分光・受光部で分光・受光され、各波長毎に分光スペクトル分析が行われる。この情報は記憶装置3に記憶されると同時に演算手段4において所定の演算式に基づいて分光学的性質を有する物資の含量および成分の混合割合が計算される。この情報は出力手段5に送られ液晶表示、有機EL表示、発光ダイオード表示などで文字や画像情報として表示され、プリント機能を付設することにより紙記録も可能である。かかる装置は使用する目的に応じて固定設置型か携帯型かを選択することができる。測定機とコンピュータはオンライン接続され、測定データはリアルタイムに解析され、瞬時に多成分の混在割合を表示できる。ここで、測定データはコンピュータへの入力であり、解析結果の表示は出力となる。コンピュータが通信回線に接続されておればネットワークの活用により、国内はもとより全世界に解析結果を提供することができる。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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