出願番号 |
特願2004-319762 |
出願日 |
2004/11/2 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2006-132989 |
公開日 |
2006/5/25 |
登録番号 |
特許第4625946号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
pH測定装置及びpH測定方法 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
pH測定装置 |
目的 |
気体性の酸又はアルカリに由来するpH変化と、液体性の酸又はアルカリに由来するpH変化とを、一つの複合センサにより、分離して同時に計測する。 |
効果 |
気体性の酸又はアルカリに由来するpH変化と、液体性の酸又はアルカリに由来するpH変化とを、一つの複合センサにより、分離して同時に計測することができる。これにより、例えば、生体から分泌される細胞の解糖活性と呼吸活性のそれぞれに対応する乳酸量と炭酸ガス量とをそれぞれ定量することも可能であり、細胞のエネルギー代謝に関するより詳細な情報を得ることができる。 |
技術概要
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複数のpH電極と、ベースライン溶液の供給及び停止手段とを備えたpH測定装置はベースライン溶液の流路内にpH電極(A)6及びpH電極(B)7が配置され、pH電極(A)6及びpH電極(B)7と液絡可能な位置に比較電極9が配置され、pH電極(A)6と試料11の間にはガス透過膜が配置され、pH電極(B)7と試料11の間にはガス透過膜が配置されず、ベースライン溶液の供給を停止している間に、pH電極(A)6ではガス透過膜を通過する酸又はアルカリに由来するベースライン溶液のpH変化が、pH電極(B)7では全ての酸又はアルカリに由来するベースライン溶液のpH変化が、それぞれ同時に測定される。pH電極(A)は、ガス透過膜からなるチューブに覆われ、チューブの内部をベースライン溶液が流通する。pH電極(A)及びpH電極(B)が内蔵された測定室を備え、測定室がベースライン溶液の流入口及び流出口、並びに測定対象が接触する測定窓を有する。測定室が2つの測定窓を有し、一方の測定窓はガス透過膜で覆われてその内側にpH電極(A)が配置され、他方の測定窓はガス透過膜で覆われずにその内側にpH電極(B)が配置されてなる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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