出願番号 |
特願2005-317536 |
出願日 |
2005/10/31 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-120257 |
公開日 |
2007/5/17 |
登録番号 |
特許第4919257号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
メタンガスの採取方法 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
熱水と窒素の同時圧入によるメタンハイドレート貯留層の浸透性改善および分解促進システム |
目的 |
メタンハイドレートを含有する堆積層から効率的にメタンガスを取り出すメタンハイドレート採掘方法を提供する。 |
効果 |
このメタンハイドレート採掘方法は、メタンハイドレートを含有する堆積層から効率的にメタンガスを取り出すことができる。 |
技術概要
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メタンハイドレートを含有する堆積層に、坑井を掘削し、坑井を通じて堆積層内に熱水と窒素ガスを堆積層の圧力以上の圧力で同時に圧入し、堆積層のメタンハイドレートに接触させることにより、堆積層からメタンハイドレートを効率的に採掘することを特徴とするメタンハイドレート採掘方法、である。また、熱水が40℃以上であることが望ましい。さらに、窒素ガス/熱水の体積比が25〜50とすることが望ましい。なお、体積比は、0.1MPaの圧力を基準とした値である。図1に累計メタン産出量の経時変化を示す。窒素圧入時のメタンガスの産出過程は、窒素の移流および拡散によるフリーメタンガスの置換、水の流動に伴うフリーメタンガスの置換、分解により生成したメタンの産出、の3段階から成る。窒素のインヒビター効果により、メタンハイドレートの分解ならびに分解生成メタンの産出が早期に終了する。また、窒素の移流・拡散効果により本来残留ガスとして回収不能なメタンをも回収できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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