ポリ乳酸の製造方法

開放特許情報番号
L2006000277
開放特許情報登録日
2006/1/27
最新更新日
2015/9/15

基本情報

出願番号 特願2005-313730
出願日 2005/10/28
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2007-119597
公開日 2007/5/17
登録番号 特許第5110554号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 ポリ乳酸の製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 ポリ乳酸
目的 高分子量のポリ乳酸が、低コストで短時間に得られる簡易な製造方法を提供する。
効果 短時間に安全で簡易な方法により高分子量のポリ乳酸を製造することができる。
技術概要
 
ポリ乳酸の製造方法は、乳酸を触媒と活性化剤の存在下で重縮合反応させてポリ乳酸を製造するに当たり、該重縮合反応をマイクロ波の照射下で行う。原料として用いる乳酸は特に制約されず、D−乳酸、L−乳酸、DL−乳酸のいずれを用いてもよく、好ましくは一般に入手可能な水溶液状の乳酸を用いる。またこれらの乳酸は単独でも2種以上を混合して用いても良い。触媒としては、好ましくは金属系触媒が用いられる。このような金属触媒としてはチタン、スズ、アンチモン、セリウム、亜鉛、コバルト、マンガン、鉄、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム及びストロンチウムからなる群から選ばれた、少なくとも一種の金属の有機または無機の金属化合物が挙げられる。重縮合反応は、マイクロ波照射下で行われる。マイクロ波の出力に特に制限はないが、最大出力30W〜10KWの装置を用いることが望ましい。この場合、マイクロ波を連続照射してもよいが、照射により反応系内は速やかに所望の温度に上昇するため、必ずしも連続してマイクロ波を照射せずに間欠的に照射することも可能である。また、最適な重合反応温度に達した後、一定の温度を保持できるようにマイクロ波出力を制御することが望ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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