分離ケーシング設置方法及び設置装置

開放特許情報番号
L2006000263
開放特許情報登録日
2006/1/27
最新更新日
2015/9/15

基本情報

出願番号 特願2005-306382
出願日 2005/10/20
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2007-113290
公開日 2007/5/10
登録番号 特許第4595122号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 分離ケーシング設置方法及び設置装置
技術分野 土木・建築
機能 機械・部品の製造
適用製品 分離ケーシング設置装置
目的 岩盤内の不連続面の相対変位計測を孔井内で高精度に実現するため不連続面位置を除いて分離したケーシングパイプが固定される方法及び装置を提供する。
効果 分離ケーシング設置方法は、離隔配置されたケーシング内に内側固定装置を挿入して固定し、ケーシングが離隔する特定区間を除いた孔井壁面とケーシングの間に固結材を充填して固定した後、内側固定装置を取り出すので、孔井内の特定区間位置で分離したケーシングを打設することができる。このため、擾乱岩質の孔井壁面の状態を飛躍的に改善することができ、孔井内における計測機器等の設置が容易になると同時に、断層など不連続面を挟む両側の岩盤の相対変位等を精密監視することができる。
技術概要
図1は分離ケーシングの設置状況を示す岩盤内孔井の断面図である。分離ケーシング設置装置1は、岩盤2内に孔井3を削孔し、亀裂などの不連続面4を挟む両岩盤の位置に挿入する。分離ケーシング設置装置1は、2本のケーシング5、5と、夫々のケーシング5を内側より一時的に押圧固定するメカニカルパッカ6と、離隔したケーシング5、5間に配設する連結部材7を有し、メカニカルパッカ6により同一中心軸を有して一体をなした状態で組立て、孔井3内に挿入して不連続面4の位置とケーシング5の離隔位置が対応するように高さ調整し、連結部材7の内側に水圧を負荷して拡張変形させ孔井壁面3aに密着させながらケーシング5と孔壁3aとの間に固結材9を充填して、岩盤不連続面4の孔井壁面開口部を固定材で塞がない分割ケーシング構造を達成する。図2はメカニカルパッカの断面図である。図3は目視計測装置を挿入する岩盤内孔井の断面図である。図4は分離ケーシングの打設手順の説明図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 固定されたケーシングを後から切削して分離ケーシングを打設する従来の方法に比べ、特殊な切削機械が不要で、設置するための工数も少なく、コスト面においても、又設置時間の面においても従来に比べ有利で、かつケーシング内壁面のダメージがなく、岩盤孔井内の特定区間位置をケーシング内側から確認することも可能である。
改善効果2 この分離ケーシング設置装置は、離隔配置されたケーシング内に挿入して固定する内側固定装置と、固結材流入防止手段を備えるので、岩盤孔井内の特定区間に固定材が入り込まない中空を形成し、両側岩盤に分離固定されたケーシングの設置を実現することができる。固結材流入防止手段は、ケーシング離隔部分を連結したり、孔井壁面とケーシング間を随時閉鎖したり、適宜選択できるので、孔井の状況や孔井の利用形態に応じて、固結材の分離打設や一体打設を任意に選ぶことができる。
改善効果3 この分離ケーシング設置装置は、ケーシング離隔部分に伸縮自在な連結部材を配設し、圧力供給手段により連結部材を岩盤孔井壁面に密着することができるため、この部分に存在する硬化前の固結材を排除することができる。又上半部の固結材を受けることもでき、分離打設及び一体打設の双方に適用できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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