出願番号 |
特願2005-294745 |
出願日 |
2005/10/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-104546 |
公開日 |
2007/4/19 |
発明の名称 |
安全管理装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
空港、駅、バスターミナル、公共施設やビル、商店街のアーケード |
目的 |
観察者が公共施設等に設置したマイクロホンアレーを通して得られた3次元の音響情報をモニタリングすることにより、少ない人員で広い空間における安全を効率的に管理することのできる安全管理装置の提供。 |
効果 |
優れた音の識別能力をもつヒトの聴覚と3次元音響情報を利用することにより、防犯カメラが監視できる範囲では、映像と音の併用によってより詳細な3次元空間情報を得ることが可能となり、防犯カメラの監視区域外でも音によって空間的な情報を得ることが可能となる。よって従来よりも広い空間の情報を効率的にモニタリングすることが可能となる。 |
技術概要
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この技術では、マイクロホンアレー部にて入力された音響信号がマルチチャネルのアナログ電気信号に変換され、アナログ電気信号はデータ変換部にてデジタル信号に変換される。また、データ変換部において、デジタル信号は必要に応じて圧縮され、データ記録部へ送られる。データ記録部に保存されたデータは必要なときに呼び出され、データ復号化部にてマルチチャネルのデジタル信号に復号化され、信号処理部へ送られる。ユーザーは、マンマシンインタフェースを介して観測したい位置(X)の座標情報(x、y、z)を信号処理部に入力する。信号処理部では、チャネル間の伝達時間差(遅延時間△t↓0、△t↓1、・・・△t↓(N−1))の補正が行われ、観測希望位置Xにおける音響信号または観測者または汎用の頭部伝達関数(頭部や耳朶等の影響)が畳み込まれたバイノーラル音響信号(3次元情報を含んだヘッドホン用信号)が合成され、音響出力部から出力される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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