出願番号 |
特願2005-237849 |
出願日 |
2005/8/18 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-050358 |
公開日 |
2007/3/1 |
発明の名称 |
多孔質基板上への酸化物薄膜及びその作製方法 |
技術分野 |
機械・加工、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
混合伝導性酸化物、酸素の分離回収用途、隔膜リアクター用途 |
目的 |
酸素透過材料膜を有しながら、薄い膜であり、実用的な機械強度を得ることができる酸素透過体の提供。 |
効果 |
泳動電着法により、酸素分離膜材料粉末を、電気絶縁性の管状多孔質支持基材表面に付着でき、熱処理することで、実用的な機械強度を有する酸素分離薄膜を提供することができる。 |
技術概要 |
この技術では、酸素分離膜を製造する場合には、電気絶縁性の管状多孔質支持体表面に酸素分離膜材料粉による膜形成を行う泳動電着法は膜の厚さを調整できるので、有効であり、その際に、酸素分離膜用電気絶縁性の管状多孔質支持体は、その管状多孔質内部は泳動電着液と隔離され、材料粉末を含まない分散媒のみが存在した状態に保ち、その管状多孔質体外部は、泳動電着液と接触した状態とし、泳動電着液中に浸した状態とする。その結果、泳動電着液中において酸素分離膜材料が分散している状態の粉末(0.1〜10μm)を、電気絶縁性の管状多孔質支持体の表面に付着(1〜30μm)させることができる。これを取り出して、熱処理を行うと、緻密な薄膜(1〜20μm)が得られる。用いる酸素分離膜材料粉末は、ペロブスカイト型結晶構造を有し、組成式がLa↓(1−x)Sr↓xCo↓(0.8)Fe↓(0.2)O↓(3−δ)である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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