出願番号 |
特願2005-232664 |
出願日 |
2005/8/10 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-077237 |
公開日 |
2006/3/23 |
登録番号 |
特許第5219059号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
粘土配向膜からなる保護膜 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属構造材や金属継ぎ手部分の防錆剤、支持体の防食、防汚、耐熱性向上、防錆電気絶縁性向上、断熱性向上、難燃性向上などの用途用保護膜 |
目的 |
粘土を分散媒に均一に分散させ、静置して粘土粒子を沈積させ、固液分離で分散媒を分離し膜状に形成させた自立性の配向膜を得る。 |
効果 |
化学的に安定な、高耐熱性の、支持体の保護膜として有用である。 |
技術概要 |
(a)(A)天然あるいは合成スメクタイトの粘土を、水或いは水を主成分とする(B)分散媒に分散させ、均一な粘土分散液を調整する。これを(b)静置して成分Aの粒子を沈積させ、次いで(c)分散媒を固液分離で分離し膜状に形成させ、粘土薄膜を作製する。成分Aの主要構成成分は、雲母、バーミキュライト、モンモリロナイト、バイデライトなどであり、成分B中のその濃度を0.5〜10重量パーセントとし、工程bは平坦なトレイなどに注いで水平にして実施し、工程cは遠心分離、真空乾燥、凍結真空乾燥、加熱蒸発法などで膜状に形成させるのが好ましい。更に、膜の形状を円、正方形、長方形などとし、厚さ1mm以下、面積1cm↑2以上で自立して機械的強度を有し、ヘリウム、水素、酸素、窒素、空気などの室温でのガス透過係数を、3.2×10↑(−11)cm↑2s↑(−1)cmHg↑(−1)とさせた、フレキシビリティーに優れた保護膜とさせるのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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