出願番号 |
特願2006-537772 |
出願日 |
2005/9/28 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
WO2006/035815 |
公開日 |
2006/4/6 |
登録番号 |
特許第4568842号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
熱帯熱マラリア原虫のエノラーゼ蛋白質の部分ペプチドの製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
熱帯熱マラリア原虫のエノラーゼ蛋白質の部分ペプチド、医薬、診断薬 |
目的 |
ヒトおよび他の動物との免疫反応を利用した、熱帯熱マラリア原虫に対する免疫学的応答を誘発するのに必要なペプチドの大規模合成に適した方法及び特に、マラリア感染への免疫状態の判断材料、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)の増殖を抑える免疫用抗原配列の大規模合成に適した方法を提供する。 |
効果 |
ペプチド化合物を合成することで、マラリア原虫エノラーゼの部分ペプチドを含む化合物を得ることができる。この方法で得られたペプチドはヒトおよび他の動物との免疫反応を利用したマラリア原虫に対する免疫学的応答を誘発することができる。さらに、マラリア感染への免疫状態の判断材料、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)の増殖を抑える免疫用抗原として使用することができる。 |
技術概要
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Asn−Asn−Asp−Xaa(配列番号2)、Asp−Phe−LYs−Thr−Pro(配列番号3)、Asn−Lys−Thr−Tyr−Asp−Leu(配列番号4)、Phe−Tyr−Asn−Ser−Glu(配列番号5)、Xaa−Ala−Ser−Glu(配列番号6)のフラグメントを結合させることによってワクチンとして有用な配列番号1のアミノ酸配列を有する熱帯熱マラリア原虫蛋白質の部分ペプチドを製造する。式中、Xaaは、0、1又は複数の任意のアミノ酸残基を示すAsn(R↓1↓5)−Asn(R↓1↓6)−Asp(R↓1↓7)−Xaa等の修飾ペプチドを結合させ、脱保護して配列番号1のペプチドを製造する。(配列番号7:R↓1↓5とR↓1↓6はアスパラギン残基の側鎖保護基((C↓6H↓5)↓3C−))または無保護であり、R↓1↓7はアスパラギン酸残基の側鎖保護基(C↓6H↓5CH↓2−O−又は(CH↓3)↓3C−O−)である。)。1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミドと1−ヒドロキシベンゾトリアゾールの組合せ等を用いてペプチドを縮合させる。図は、配列番号13の合成手順を示すフローチャートである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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