炭化ケイ素系ナノ繊維の製造方法

開放特許情報番号
L2006000020
開放特許情報登録日
2006/1/6
最新更新日
2010/8/20

基本情報

出願番号 特願2007-502580
出願日 2006/2/3
出願人 国立大学法人群馬大学
公開番号 WO2006/085479
公開日 2006/8/17
登録番号 特許第4552019号
特許権者 国立大学法人群馬大学
発明の名称 炭化ケイ素系ナノ繊維の製造方法
技術分野 繊維・紙
機能 材料・素材の製造
適用製品 炭化ケイ素系ナノ繊維
目的 極めて細く、かつ長い炭化ケイ素系ナノ繊維を容易に、かつ確実に製造することができる炭化ケイ素系ナノ繊維の製造方法を提供する。
効果 極めて細く、かつ長い炭化ケイ素系ナノ織維を容易に、かつ確実に製造することができる。
技術概要
炭化ケイ素前駆体ポリマーと炭素前駆体ポリマーとを混合する混合工程と、この工程で得られたポリマー混合物を溶融紡糸する溶融紡糸工程と、この工程で得られる繊維状物中の炭化ケイ素前駆体ポリマーと炭素前駆体ポリマーを不敵化する不融化工程と、この工程で不敵化された繊維を熱処理する熱処理工程と、熱処理された繊維を酸処理する酸処理工程と、を含む炭化ケイ素系ナノ繊維の製造方法である。炭化ケイ素前駆体ポリマーは、ポリカルポシランである。ポリカルボシランは、式で表される。式中、R↑1、R↑2は、各々、水素原子または炭化水素基を表し、R↑1、R↑2のうち少なくとも一方は水素原子である。nは重合性単位数を表す。不敵化工程は、溶融紡糸によって得られた繊維状物を、炭素前駆体ポリマーを硬化させる溶液中に保持した後、酸素雰囲気下で加熱する。熱処理工程は、不活性ガス雰囲気下で行う。酸処理工程は、硝酸と硫酸との混酸、または濃硫酸を用いる。図1は、この製造方法で得られた炭化ケイ素ナノファイバーのSEM写真である。図2は、図1の要部SEM拡大写真である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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