金属材料表面を高分子重合体で被覆する方法及び高分子重合体で被覆された金属材料

開放特許情報番号
L2006000011
開放特許情報登録日
2006/1/6
最新更新日
2009/5/29

基本情報

出願番号 特願2004-116411
出願日 2004/4/12
出願人 国立大学法人群馬大学
公開番号 特開2005-296789
公開日 2005/10/27
登録番号 特許第4284415号
特許権者 国立大学法人群馬大学
発明の名称 金属材料表面を高分子重合体で被覆する方法及び高分子重合体で被覆された金属材料
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 高分子重合体で被覆された金属材料
目的 平板の金属材料は勿論のこと、複雑な形状に組立て加工した後の金属材料であっても、金属材料表面に均一に高分子重合体の皮膜を形成して金属材料に耐食性を与える、金属材料表面を高分子重合体で被覆する方法及び金属材料表面を高分子重合体で被覆した後の廃液の処理を簡便にする方法を提供する。
効果 平板の金属材料は勿論のこと、複雑な形状に組立て加工した後の金属材料であっても、金属材料表面に均一に高分子重合体の皮膜を形成して金属材料に耐食性を与えることができる。
技術概要
金属材料10表面にシランカップリング剤水溶液をコーティングした後乾燥してシランカップリング剤層11を形成する工程と、シランカップリング剤層11を有する金属材料10表面に0.5〜30重量%のアクリル系単量体、ビニル系単量体又はスチレン系単量体のいずれかと上記単量体の重合開始剤とを含む水溶液又は分散液12をコーティングする工程と、コーティングした水溶液又は分散液12中の上記単量体を重合させた後乾燥してシランカップリング剤層11上にアクリル系高分子重合体、ビニル系高分子重合体又はスチレン系高分子重合体からなる皮膜13を形成する工程とよりなる金属材料表面を高分子重合体で被覆する方法である。シランカップリング剤は、式:R↓nSi(OR’)↓4↓−↓nで表わされる。式中、Rはアミノ基又はエポキシ基からなる有機性官能基であり、R’は炭素数1〜2のアルキル基であり、nは1〜3の整数である。金属材料表面を高分子重合体で被覆する工程を図に示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 コーティング液が水系であり、金属材料表面を高分子重合体で被覆した後の廃液の処理を簡便にすることができる。高分子重合体からなる皮膜が均一かつ強固に被覆され、耐食性のある金属材料が得られる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT