出願番号 |
特願2005-100120 |
出願日 |
2005/3/30 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-275989 |
公開日 |
2006/10/12 |
登録番号 |
特許第4649608号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
膀胱癌患者の予後検出方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
検査・検出、その他 |
適用製品 |
膀胱癌の予後予測 |
目的 |
表在性膀胱癌は、膀胱を温存する経尿道的切除術による治療が施されることが多く手術でも根治が可能である。浸潤性膀胱癌の場合は膀胱全摘出あるいは、部分切除といった治療を必要とすることが多くなり、患者への負担も大きい。一方で、表在性膀胱癌は、より高分化、高浸潤性の癌に進展していく可能性が高く、高侵潤性の癌は、リンパ節転移や他臓器への転移の頻度が上昇するため、再発や進展を予測する手段の開発が望まれている。 |
効果 |
本発明の細胞内中心体の複製異常を検出する方法および予後判定用キットを用いて、中心体複製異常の有無を検出することにより、膀胱癌患者の予後の治療方針を決定することが可能になる。例えば、膀胱癌において中心体複製異常が検出された場合、術後に抗がん剤の投与、膀胱内BCG投与、放射線照射、内視鏡観察間隔の短縮など、再発および進展予防のための補助療法を処置することができる。 |
技術概要
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膀胱癌患者の切除組織あるいは、尿中に存在する細胞について、その細胞の中心体複製異常を、蛍光たんぱく質を用いた2段階抗原抗体反応により検出し、予後不良の可能性ありと判断することを特徴とする膀胱癌患者の予後判定方法である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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