5位置換ピリミジンデオキシヌクレオチド誘導体、及びそれを用いた核酸の合成方法

開放特許情報番号
L2005011437
開放特許情報登録日
2005/12/28
最新更新日
2008/10/17

基本情報

出願番号 特願2003-031190
出願日 2003/2/7
出願人 国立大学法人群馬大学
公開番号 特開2004-238353
公開日 2004/8/26
登録番号 特許第4119976号
特許権者 国立大学法人群馬大学
発明の名称 5位置換ピリミジンデオキシヌクレオチド誘導体、及びそれを用いた核酸の合成方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 5位置換ピリミジンデオキシヌクレオチド誘導体、核酸
目的 DNAチップによるDNA解析に必要な修飾DNA類の酵素合成可能な5位置換シチジン誘導体、及びそれを用いた核酸の合成方法を提供することにある。
効果 SELEX法に適用することにより、種々の生体関連物質などに対するアプタマーや特定反応を触媒するリボザイムなど、実用可能性があるさまざまな機能性修飾DNAを提供し得るという有利な効果を奏する。
技術概要
 
この5位置換ピリミジンデオキシヌクレオチド誘導体を用いた核酸の合成方法は、基質、DNA合成酵素、鋳型DNA及びプライマーを用いて核酸を合成する方法であり、式1等の誘導体を、基質として用いる。さらに、式2等のデオキシウリジン誘導体と共に基質として用いることが可能である。式中、Rは−NHX;Xは水素原子、アルキニル基、アルケニル基等、各種アミノ酸をアミド結合を介して結合させたもの、又は−(CH↓2)↓2N[(CH↓2)↓2NH↓2]↓2基を示す。DNA分子への新しい機能の付与という観点から、Xとしては、修飾DNAアプタマーを創製する際には静電的結合や疎水結合または水素結合を形成するような官能基、また、修飾DNA触媒を創製する際にはルイス酸・塩基またはそれらのリガンドとなる分子を用いることが好ましい。この誘導体を基質として用いて合成した核酸は、種々の蛍光標識を容易に結合させることが可能であり、蛍光標識を結合させた核酸は、有用なプローブ等となり得る。蛍光標識以外に、種々の機能性物質を結合させた機能性修飾DNA、例えば触媒、アプタマーなどを合成できる。また、蛍光標識ではなく、阻害剤を結合させることもできる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 標識機能物質が結合した修飾DNA類を酵素的に効率良く且つ充分な量得ることができる。この標識機能物質が結合した修飾DNA類は特定の核酸を特異的に検出することが可能であり、種々の分野に応用することができる。例えば、修飾DNA類は診断薬としての利用が可能であり、また特定の核酸の働きを制御する医薬品としての利用が可能である。
改善効果2 ポリアミンのような機能性物質を導入した修飾DNA類は、酵素合成法(PCR法)と試験管内選択法を用いることで、特定の化学反応を触媒する触媒DNAとしての利用、又は特定の低分子物質を特異的に結合するDNAアプタマーとしての利用が可能である。
改善効果3 DNAマイクロアレイ等を用いたゲノム研究は、プローブDNA(蛍光標識DNA)が使用されているが、この核酸の合成方法により、異なる2種類の蛍光標識が導入されたプローブDNAを酵素的に合成することが可能な有利な効果を奏する。蛍光標識がn種類あれば、n(n+1)/2通りのDNA標識化が可能となる。末端のアミノ基に既知の酵素阻害剤を修飾した誘導体を原料として、SELEX法により酵素活性を阻害する機能性修飾DNAを提供できる有利な効果を奏する。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT