出願番号 |
特願2005-058282 |
出願日 |
2005/3/3 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-239552 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第4820981号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
ナノ粒子を水溶化させる高分子化合物とこれを用い水溶化されたナノ粒子 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
光ディバイス、生体高分子検出、バイオイメージング分野 |
目的 |
半値全幅の狭い蛍光を発することを特徴とするナノ粒子は、さまざまな蛍光色の創製が可能であり、従来の蛍光色素などが使用されている分野を始め、光利用技術や医療分野への応用など、将来の応用用途が無限に考えられる。このようなナノ粒子は、生体標識材料として用いるためには、ナノ粒子の表面を親水化して、ナノ粒子を水中に可溶化する必要があり、さまざまな方法化が提案されているが、可溶化後の安定性、特に凝集を防ぐ効果が高くない等の問題が生じ、染色効率が低下する等効果をあげていない。 |
効果 |
従来の水溶化剤によるナノ粒子水溶化剤が、数日間程度の安定性であったのに対し、本発明のナノ粒子は、不飽和高級脂肪酸と水溶性単量体との共重合体により親水化されると、生成する水分散液が安定で、少なくとも3週間は凝集を起こさず、安定であり、また本共重合体は合成が容易であり、親水化処理剤は抗体による抗原分子認識を妨害することがない。また、水溶化ナノ粒子を組織染色などに用いる場合に、組織内拡散速度が低下せず、染色効率が低下しない。 |
技術概要
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不飽和高級脂肪酸と水溶性単量体との共重合体を新たに製造し、この共重合体をナノ粒子に被覆することにより、ナノ粒子を親水化する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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