湿地での排水用等に設置された弾丸暗渠であって、特に弾丸暗渠内に籾殻のような疎水材を充填した弾丸暗渠を形成するための弾丸暗渠形成装置及びこの弾丸暗渠形成装置を使用した弾丸暗渠形成方法並びにこのような弾丸暗渠形成方法で形成された弾丸暗渠の構造

開放特許情報番号
L2005011161
開放特許情報登録日
2005/12/9
最新更新日
2020/3/20

基本情報

出願番号 特願2004-143079
出願日 2004/5/13
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、株式会社パディ研究所
公開番号 特開2005-325554
公開日 2005/11/24
登録番号 特許第4621438号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、株式会社パディ研究所
発明の名称 弾丸暗渠形成装置及び方法並びに弾丸暗渠
技術分野 土木・建築
機能 機械・部品の製造
適用製品 湿地での排水用に設置された弾丸暗渠を形成するための弾丸暗渠形成装置、弾丸暗渠形成装置を使用した弾丸暗渠形成方法、弾丸暗渠形成方法で形成された弾丸暗渠
目的 弾丸暗渠内への疎水材の投入、充填を弾丸暗渠の形成と同時に、効率よくかつ均一に行うことができ、さらに、排水性能に優れた弾丸暗渠を形成することができる弾丸暗渠形成装置及び方法並びに排水性能に優れた構造の弾丸暗渠を提供する。
効果 本発明の弾丸暗渠は、疎水材を投入した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を有しているので、疎水材を投入した溝部から弾丸部に流れ込んだ水を速やかに流出させることができる。そして、本発明の弾丸暗渠形成装置及び方法によれば、疎水材を投入充填した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を有する弾丸暗渠を簡単かつ確実に形成することができる。また、弾丸部の周壁に土壌硬化剤を注入することにより、弾丸部の耐久性を向上させることができる。
技術概要
 
弾丸暗渠形成装置はブルドーザやトラクタの走行可能な作業機に上下方向に移動可能に設けられている昇降部材に装着支持される作業機装着部と、その作業機装着部に一体的に設けられた疎水材ホッパーと、その疎水材ホッパーの下部に連接された疎水材投入部と、その疎水材投入部の弾丸暗渠掘削方向前方に設けられた溝形成用のブレード部と、疎水材投入部の弾丸暗渠掘削方向後方下部に設けられた疎水材投入口と、その疎水材投入口よりも弾丸暗渠掘削方向後方に設けられた弾丸とを備えている。また、疎水材投入部、ブレード部、疎水材投入口及び弾丸を地中に挿入するとともに、疎水材ホッパーに疎水材を投入した状態で作業機を弾丸暗渠掘削方向に走行させることによりブレード部が形成した溝内に疎水材ホッパー内の疎水材を疎水材投入部の疎水材投入口から投入充填し、弾丸が疎水材を投入充填した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を形成する弾丸暗渠形成方法である。さらに、弾丸部の周壁に土壌硬化剤が注入されていて、水田に隣接した畑作地の縁部に設けられている弾丸暗渠である。
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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