出願番号 |
特願2005-222285 |
出願日 |
2005/7/29 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-040724 |
公開日 |
2007/2/15 |
登録番号 |
特許第4748415号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
容器内壁への衝撃の検知方法及びその検知システム |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
応力発光粒子、液体中のキャビテーションの発生、気泡の挙動、壊食、キャビテーション衝撃圧 |
目的 |
遠隔的に光測定することにより、測定装置を損傷させずに且つ流路の形状を変化させずに、容器内壁への衝撃を直接的に検知し、容器内壁の損傷の予測をすることができる容器内壁への衝撃の検知方法及びその検知システムの提供。 |
効果 |
容器内壁に応力発光粒子を固着させておき、キャビテーションにより容器内壁へ衝撃圧が加わった際に発生する応力発光粒子からの放射光を受光する。そのため、放射光を撮像素子で受光すれば、容器内壁での衝撃が加わった位置やその衝撃の程度が正確に分かる。更に、応力発光粒子を容器内壁に固着するので、通常の流路と流路断面形状が変わらず、容器内の液体の流れを妨げることがない。 |
技術概要
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この技術は、キャビテーションにより容器内壁へ衝撃圧が加わったことを検知する容器内壁への衝撃の検知方法であって、容器内壁に応力発光粒子を固着させておき、キャビテーションにより容器内壁へ衝撃圧が加わった際に発生する応力発光粒子からの放射光を受光する容器内壁への衝撃の検知方法とする。これは、容器内壁に応力発光粒子を固着した場合に応力発光粒子がキャビテーション衝撃圧により発光する原理を利用したものである。ここで応力発光粒子とは、母体材料に発光中心を添加させたものである。母体材料としては、例えば、スタフドトリジマイト構造、三次元ネットワーク構造、長石構造、格子欠陥制御をした結晶構造、ウルツ構造、スピネル構造、コランダム構造又はβ−アルミナ構造を有する酸化物、硫化物、炭化物又は窒化物を用いることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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