出願番号 |
特願2005-222284 |
出願日 |
2005/7/29 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-040723 |
公開日 |
2007/2/15 |
登録番号 |
特許第4595091号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
キャビテーション発生量の測定方法及びキャビテーション発生量の測定装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
液体中に発生するキャビテーションの発生分布状態、応力発光粒子、壊食、気泡の総数や分布を測定、衝撃波の強度 |
目的 |
複雑な装置を使わずキャビテーションの発生分布状態を簡単に測定することができるキャビテーション発生量の測定方法、及びキャビテーション発生量の測定装置の提供。 |
効果 |
液体中に応力発光粒子を混入させ、応力発光粒子から発光される光を受光し、その強度を測定するようにしたので、簡単にキャビテーションの発生量を測定することができる。受光手段は、容器の少なくとも一部を透明化した部分を通じて応力発光粒子により発光された光を受光する。応力発光粒子自体から発光される光の強度を測定することを利用しているために、装置としては極めて簡単なものとなる。 |
技術概要
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この技術は、液体中に発生するキャビテーションの発生分布状態を観測するためのキャビテーション発生量の測定方法であって、液体中に応力発光粒子を混入させ、応力発光粒子から発生する光を受光してその強度を測定することでキャビテーションの発生量を測定するキャビテーション発生量の測定方法とする。流体中に光発光粒子を混入しておき、この流体と共に挙動する光発光粒子が発光する光を直接測定する原理であるために、流体自体の挙動を正確に把握することができる。また、応力発光粒子自体から発生する発光強度を測定することから、その光を受光することができるように受光手段を設置するだけで、キャビテーションの発生量を容易に測定することができる。したがって、余分な装置、すなわちストロボやレザー光源、或いは静電容量を測定するための電極等が全く不必要となり、測定装置自体も極めてシンプルとなり、製造コスト的にも有利である。液体の挙動と同じ挙動を応力発光粒子にさせるために、その応力発光粒子は液体に極力分散できる粒子であることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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