出願番号 |
特願2007-520035 |
出願日 |
2006/4/10 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2006/132030 |
公開日 |
2006/12/14 |
登録番号 |
特許第4893964号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
新規化合物、該化合物を含むペプチド又はタンパク質の分析用試薬、及び該分析試薬を使用する分析方法 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
体内のタンパク質、病気の状態や原因、プロテオーム研究、タンパク質表面、タンパク質表面間の分子認識、生命現象 |
目的 |
タンパク質の網羅的な解析によるプロテオーム研究は重要であるが、従来の分析方法は、感度・精度が低かったり、操作が煩雑であったり、時間がかかる等の欠点があることに鑑み、ペプチド及びタンパク質濃度を高感度で効率的に且つ簡便に分析することができる試薬として有用な新規化合物、及び新規化合物を含む試薬を使用したペプチド又はタンパク質の分析方法の提供。 |
効果 |
試料中のペプチド及びタンパク質の存在又は濃度を、短時間で正確に且つ簡便に測定することができる。また、この方法では蛍光や発光の変化を測定するので、高価な装置や熟練した技術は必要とせず、経験がなくても容易に正確な測定をすることができる。また使用する分析試薬となる化合物は安価な出発物質から容易に合成することができ、高価な試薬は使用しないので分析にかかるコストを大幅に低減することができる。 |
技術概要
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この技術は、複素環とオレフィン共役系とを有する新規な蛍光化合物を合成し、その化合物がペプチド及びタンパク質濃度を高感度で効率的に且つ簡便に分析することができる試薬として有用であることに基づく。すなわち、式Iで表される化合物とする。[式中、R↓1は置換されていてもよいアリール基又はヘテロアリール基であり、R↓3、R↓4、R↓5及びR↓6は、互いに独立して、結合、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、フェニル基(フェニル基はアミノ基、ハロゲン及びニトロ基から選択される1つ以上の基により置換されていてもよい)、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基(若しくはその塩、エステル、アミド)、スルホン酸(若しくはその塩、エステル、アミド)、チオール基、水酸基(若しくはその塩)、炭素数1〜10のアシル基、ハロゲン及び糖からなる群より選択されたものであり、nは1〜5の整数である。] |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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