出願番号 |
特願2006-548770 |
出願日 |
2005/12/5 |
出願人 |
国立大学法人岐阜大学 |
公開番号 |
WO2006/064685 |
公開日 |
2006/6/22 |
登録番号 |
特許第4092406号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
カルボン酸エステルの製造方法及びエステル化触媒 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
カルボン酸エステル、エステル化触媒 |
目的 |
アルコール及びカルボン酸がともに炭素数10以上の分子からなるカルボン酸エステルを高収率で製造可能であり、使用した触媒を再利用することができ、廃棄物が少なく、環境問題を生ずるおそれの少ないカルボン酸エステルの製造方法及びそれに用いることが可能なエステル化触媒を提供する。 |
効果 |
カルボン酸エステルの製造方法及びエステル化触媒は、高級アルコールと高級カルボン酸のエステルを高収率で製造することができ、使用した触媒を再利用するこが可能である。 |
技術概要 |
カルボン酸エステルの製造方法は、アルコール及びカルボン酸とを触媒の存在下で反応させる。触媒は、Al、Ga、In、Fe、Co、Ni、Zn、Zr、Hf、Nbから選ばれた一種以上の金属塩水和物を含み、炭素数が、10以上の、アルコール、カルボン酸(ジルコニュム塩水和物及び/又はハフニウム塩水和物を含む場合においては炭素数が10以上の脂肪族カルボン酸)である。アルコールとカルボン酸とを等モルで反応させても、対応するエステルが高収率で得られるため、原料を過剰に使用する必要がなく、無駄が少なくなる。触媒と使用した金属塩水和物は、反応終了後にろ過やデカンテーション等の手段によって簡単に回収できる。回収した金属塩水和物を再利用しても、触媒活性は殆ど低下しない。金属塩は、ハロゲン化物、硫酸塩、クロロ酢酸塩等のカルボン酸塩、メタンスルホン酸塩等のスルホン酸塩等である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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