結晶性微粒子亜鉛アルミノホスフェートの製造方法

開放特許情報番号
L2005009452
開放特許情報登録日
2005/9/30
最新更新日
2020/11/25

基本情報

出願番号 特願2004-054994
出願日 2004/2/27
出願人 国立大学法人岐阜大学
公開番号 特開2005-239520
公開日 2005/9/8
登録番号 特許第3887686号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 結晶性微粒子亜鉛アルミノホスフェートの製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 結晶性微粒子亜鉛アルミノホスフェート
目的 結晶性微粒子亜鉛アルミノホスフェートZAPO−5(AFI構造を有する)及びZAPO−36(ATS構造を有する)を効率よくかつ高純度で合成し得る方法を提供する。
効果 結晶性微粒子亜鉛アルミノホスフェートZAPO―5及びZAPO−36を低温度で簡便にかつ高純度で製造することができる。
技術概要
 
ZAPO−5は、ZnO源と、Al↓2O↓3源と、P↓2O↓5源と、トリエチルアミンとの混合物からなるドライゲルを、粉末状態において、水蒸気の存在下で90〜200℃の温度に保持して製造される。また、混合物中のトリエチルアミンに代わり、トリプロピルアミンを用いることによりZAPO−36を製造することが出来る。ZnO源は、有機酸亜鉛や無機酸亜鉛等が用いられる。Al↓2O↓3源は、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、アルミニウムイソプロポキシド、アルミナ等が用いられる。P↓2O↓5源は、オルトリン酸(リン酸)、メタリン酸、ピロリン酸等の各種のリン酸及びそれらの水溶性塩が挙げられる。構造規制有機物質(SDA)は、トリエチルアミンを用いるとZAPO−5を容易に得ることが出来る。ZAPO−36を容易に生成させるSDAは、トリプロピルアミンである。反応原料の組成モル比は、好ましくは、P↓2O↓5/Al↓2O↓3:0.8〜1.2、ZnO/Al↓2O↓3:0.1〜0.2、H↓2O/Al↓2O↓3:30〜50、R/Al↓2O↓3:1.0〜2.0である。Rは、トリエチルアミン又はトリプロピルアミンである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 結晶性微粒子亜鉛アルミノホスフェートZAPO―5及びZAPO−36の構造は、AFI及びATSと同様の構造を有する。ゼオライトと同様に各種の用途に用いられる。例えば、吸着剤や触媒等が包含される。特に芳香族炭化水素のアルキル化反応、パラフィンのイソパラフィンへの異性化及び低級オレフィンへのクラッキングを行う触媒として有利に用いられる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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