出願番号 |
特願2003-183439 |
出願日 |
2003/6/26 |
出願人 |
国立大学法人岐阜大学 |
公開番号 |
特開2005-015403 |
公開日 |
2005/1/20 |
登録番号 |
特許第3834647号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
アリールアントラセン化合物の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アリールアントラセン化合物 |
目的 |
空気に対して高い安定性を有し、かつその使用後に反応生成物からの分離回収の容易なパラジウム錯体触媒を用いるアリール化アントラセン化合物の製造方法を提供する。 |
効果 |
空気に対して高い安定性を有し、かつその使用後に反応生成物からの分離回収の容易なパラジウム錯体触媒を用いることから、アリールアントラセン化合物を工業的に有利に製造することができる。 |
技術概要 |
含窒素を配位子を有するパラジウム錯体を、連結基を通じて多孔質無機担体に固定化した触媒の存在下で、9−ハロアントラセン化合物をアリールボロン酸化合物と反応させることにより、9−アリールアントラセン化合物を製造する方法である。パラジウム錯体触媒は、そのパラジウム配位子として用いる含窒素配位子が、共役した窒素原子およびイミン基を含有しパラジウムと配位出来るものであればよい。各種の含窒素複素環からなる配位子、例えば、ピリジン−2−カルボイミン基、キノリン−2−カルボイミン基等が挙げられる。ピリジンカルボイミン及びキノリンカルボイミンが好ましく用いられる。多孔質無機担体は、各種の無機物質が用いられる。平均細孔径は、15〜100Å、好ましくは20〜50Åである。粒径は、反応生成物から分離回収しやすいような粒径であればよく、通常、平均粒径で、0.001〜1mm、好ましくは0.01〜0.1mmである。担体は、例えば、規則性メソポーラスシリカ、ゼオライト、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタニア、セピオライト、シリカ−アルミナ等が挙げられる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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