β−ヒドロキシケトンの合成方法及び触媒

開放特許情報番号
L2005009398
開放特許情報登録日
2005/9/30
最新更新日
2020/11/25

基本情報

出願番号 特願2002-206839
出願日 2002/7/16
出願人 国立大学法人岐阜大学
公開番号 特開2004-049937
公開日 2004/2/19
登録番号 特許第3837511号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 β−ヒドロキシケトンの合成方法及び触媒
技術分野 化学・薬品、その他
機能 材料・素材の製造、その他
適用製品 β−ヒドロキシケトン、クライゼンシュミット反応触媒
目的 β−ヒドロキシケトンの収率を向上させることができるβ−ヒドロキシケトンの合成方法及び触媒を提供する。
効果 反応中間体と芳香族アルデヒドとの反応並びに芳香族アルデヒドとケトンとのクライゼンシュミット反応を促進することができ、β−ヒドロキシケトンの収率を向上させることができる。
技術概要
本発明の触媒はシリカ類と有機アミンとから構成され、芳香族アルデヒドとケトンとのクライゼンシュミット反応に用いられる。そして、β−ヒドロキシケトンの合成方法は、この触媒の存在下に、芳香族アルデヒドとケトンとのクライゼンシュミット反応を行うものである。触媒は、シリカ類と有機アミンとが混合されて、又は有機アミンがシリカ類の表面に固定化されて構成されるが、反応中間体と芳香族アルデヒドとの反応を促進する促進する効果が高いことから、有機アミンがシリカ類の表面に固定化されて構成されるのが好ましい。また、シリカ類はメソポーラスシリカが好ましく、内径が2〜50nmの細孔(メソ孔)を有する図に示す構造のシリカ多孔体であり、その表面に存在する水酸基の内、隣接する水酸基等と水素結合せずに単独で存在する水酸基の割合はアモルファスシリカに比べて高い。有機アミンは第二級アミンが好ましい。ケトンと反応して反応中間体としてのイミンやエナミン等を生成し、この反応中間体が芳香族アルデヒドと反応することによってクライゼンシュミット反応が進行する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 反応中間体と芳香族アルデヒドとの反応並びに芳香族アルデヒドとケトンとのクライゼンシュミット反応を促進することができ、β−ヒドロキシケトンの収率を向上させることができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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