出願番号 |
特願2001-392861 |
出願日 |
2001/12/25 |
出願人 |
国立大学法人岐阜大学 |
公開番号 |
特開2003-192678 |
公開日 |
2003/7/9 |
登録番号 |
特許第4016098号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
新規な1,3−セレナゾリン誘導体及びその製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、その他 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
1、3−セレナゾリン誘導体、抗ガン剤・抗酸化剤などの医薬、防虫剤・除草剤などの農薬 |
目的 |
従来知られていなかった化学構造を有し、良好な生理活性を発揮できる新規な1,3−セレナゾリン誘導体及び反応性が高く、1,3−セレナゾリン誘導体を容易かつ高収率で製造できる1,3−セレナゾリン誘導体の製造方法を提供する。 |
効果 |
抗ガン剤、抗酸化剤などの医薬、防虫剤、除草剤などの農薬などとして利用することができ、工業的に有用である。 |
技術概要
 |
本発明の1,3−セレナゾリン誘導体は、図1の一般式(1)(式中、R↓1,R↓2,R↓3及びR↓4は水素原子、炭素数1〜30のアルキル基、シクロアルキル基、アルキニル基、アリール基、アルコキシド基、アシル基、アルキルチオ基、アリールチオ基又はアルコキシカルボニル基を表す。)で表される。反応は図2の一般式(2)で表されるセレノ尿素と図3の一般式(3)(式中、Xはハロゲン原子を表す。)で表されるα−ハロアシルハライド類とを触媒の存在下に溶媒中で反応させることを特徴とする。反応は図4の反応式に従って進行し、副生物としてハロゲン化水素(HX)が生成する。α−ハロアシルハライド類は、α位にハロゲン原子を有するアシルハライドであり、α位に各種置換基を導入した化合物である。ハロゲン原子としては、反応性の点から塩素又は臭素が好ましい。ハロゲン原子は2個結合されているため、反応性をより高めることができる。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|