出願番号 |
特願2004-265681 |
出願日 |
2004/9/13 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-076865 |
公開日 |
2006/3/23 |
登録番号 |
特許第4547495号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
層状マンガン酸化物薄膜を製造する方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、表面処理 |
適用製品 |
二次電池の陽極活物体、触媒・触媒媒体、無機イオン交換体、スーパーキャパシター |
目的 |
従来,アルカリ金属やプロトンをインターカレートした層状マンガン酸化物は熱処理過程を含む化学的手法により合成されてきた。より広い層間のものを得ようと思えば,あらかじめ化学的に合成した層状マンガン酸化物を有機アンモニウムイオンなどを含む溶液に浸漬し,イオン交換させる必要があった。また,化学的に合成されたものを電気化学的用途に応用する場合,導電剤やバインダーと混合し,集電体(電極基板)に圧着しなければならない。 |
効果 |
本発明の利用により,密着性の良い層状マンガン酸化物薄膜を1工程で電極表面上に作製することができる。得られた層状マンガン酸化物薄膜は二次電池の陽極活物質として有用である。員高レートされるアンモニウムイオンの大きさ等により、マンガン酸化物の層間隙を任意にコントロールでき、種々の触媒担体としても有用である。また、無機イオン交換体として用いることも期待される。 |
技術概要
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本発明は,きわめて簡単な新しい手段により,様々な層間距離をもつ層状マンガン酸化物からなる薄膜を作製することを目的とする。その方法は,電気化学プロセスを用いて有機アンモニウムイオンをインターカレートした層状マンガン酸化物薄膜を電極表面上で形成せしめるものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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