生物試料を高精度に測定する方法

開放特許情報番号
L2005008430
開放特許情報登録日
2005/8/27
最新更新日
2023/1/18

基本情報

出願番号 特願2003-377522
出願日 2003/11/6
出願人 独立行政法人情報通信研究機構
公開番号 特開2005-141002
公開日 2005/6/2
登録番号 特許第3879001号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 生物試料を高精度に測定する方法
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造、材料・素材の製造
適用製品 顕微鏡測定試料のずれ防止シート
目的 顕微鏡による観測中に試料がずれることを防止できるずれ防止シート、及びそのような部材を用いた顕微鏡を提供する。
効果 ずれ防止シートを用いることで、測定対象試料の動きを防止でき、微小領域を長時間にわたって観測する生物試料の測定には好適に使用できる。
技術概要
本発明のずれ防止シートの形状は、特に限定されるものではないが、図(a)に示されるように、中空円状のものや、図(b)のように円状のものが挙げられ、好ましくは図(a)に示されるような中空円状のものである。円状のものでは、顕微鏡による測定の際に、測定光が、ずれ防止シートを通過することとなり、測定データにずれ防止シートによる影響が現れるが、中空円状のものではこのような事態が発生しないためである。ずれ防止シートの厚さは、比較的薄く、ほぼ均一な厚さを有するものであれば特に限定されるものではなく、公知の厚さを有する接着樹脂シートなどを用いることができる。ずれ防止シートの厚さとして、好ましくは0.01mm〜5mmであり、より好ましくは0.1mm〜2mmであり、更に好ましくは0.2mm〜0.5mmであり、特に好ましくは0.35mmである。一般的に、光学顕微鏡は、所定の光路距離を計算し、設計されているので、ずれ防止シートがあまりに厚いと、この距離がくるうなどの問題があるからである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 顕微鏡による観測中に試料がずれることを防止できるずれ防止シート、及びそのような部材を用いた顕微鏡を提供することができる。
改善効果2 生物試料の経時測定を適切に行うことができるようになる。
アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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