出願番号 |
特願2005-158481 |
出願日 |
2005/5/31 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-338081 |
公開日 |
2006/12/14 |
登録番号 |
特許第4613345号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
センサネットワークロボットシステム |
技術分野 |
情報・通信、生活・文化 |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
災害救助支援、セキュリティー、テロ防犯関連、ビル・プラント内保守点検、環境モニタリング |
目的 |
移動型センサネットワークを形成する手段を備えた小型のロボットを多数現場に散布し、近距離無線通信を利用して効率良い人命捜索や、救助ルートや避難ルートなどの有益情報の抽出・提示等の、センサネットを利用したロボットの自律運動や様々な情報提供を行うことができるようにしたセンサネットワークロボットシステムの提供。 |
効果 |
多数の移動型センサネットワーク機能を備えたロボットを空中散布や投入機などにより、多数を直接現場に投入するので、現場入口付近だけの捜索でなく広範囲にわたった捜索が可能となる。また、自律走行が可能であり、近距離無線ノードを内蔵しているので、遠距離からの無線操縦を必要とせず、無線インフラを必要とせずに被災現場の奥の情報もバケツリレー式に集約することができる。 |
技術概要
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本技術は、近接する同種の通信手段との間で近距離無線通信による送受信を行い情報を伝達するセンサネットワークを形成する通信手段と、周囲の状態及び現在位置を検出するセンサと、ロボット単体の自律走行を行う運動制御手段とを備えたロボットを複数用いている。そして、本技術は、近距離無線センサノードを有する小型で機動性に優れたセンサネットワークロボット、及びセンサネットワークデバイスを多数ばら撒き、情報連携により決められた範囲をローラー作戦的にくまなく捜索を行い、人命捜索や情報収集をおこなうものであり、以上を統合して実現されるシステムによって、人が近づくことが困難な、ダイナミックに状況が変化する広範な現場の様々な位置のセンサ情報を、離れた場所から利用できるようになり、災害への迅速な対応、レスキュー活動の支援、情報不足が原因となっていた二次災害の回避など減災を実現できるようにしたものである。複数のロボットは無人ヘリコプター、手投げもしくは投入機により投入している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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