出願番号 |
特願2005-146029 |
出願日 |
2005/5/18 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-322802 |
公開日 |
2006/11/30 |
登録番号 |
特許第4696262号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
超偏極希ガス製造装置及び超偏極希ガスを用いた核磁気共鳴分光装置並びに磁気共鳴イメージング装置 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ヒトや動物の呼吸器、脳の診断 |
目的 |
スピン緩和の発生を抑制して、長距離送給しても超偏極希ガスのNMR信号強度が低下しない超偏極希ガス製造装置と、この超偏極希ガス製造装置を組み込んだ超偏極希ガスを用いた核磁気共鳴分光装置並びに磁気共鳴イメージング装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、超偏極希ガス生成セルの下流に、内径0.1〜1.25mmの極細キャピラリー管を用いて超偏極希ガスを送給することにより、極細キャピラリー管内の体積を減らして、単位体積当たりの超偏極希ガスの移動速度を速めて流通させ、内壁と衝突するのを低減できるため、スピン緩和の発生を抑制して、22m程度の長距離を送給してもNMR信号強度の低下を防止できる。また、極細キャピラリー管は、曲げることができるため、衝撃による割れ・破損を防止して取り扱いを容易とすることができる。 |
技術概要
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本技術は、希ガスをアルカリ金属存在下で光ポンピングして超偏極希ガスを生成する超偏極希ガス生成セルと、この超偏極希ガス生成セルの下流に、内径0.1〜1.25mmの極細キャピラリー管を備えてなる超偏極希ガス製造装置を提供するもので、このような超偏極希ガス製造装置と、核磁気共鳴分光装置を備えて、超偏極希ガスを用いた核磁気共鳴分光装置を提供するものである。即ち、超偏極希ガスを用いた核磁気共鳴分光装置は、希ガス供給装置と、超偏極希ガス製造装置と、核磁気共鳴計測装置とから概略構成され、希ガス供給装置は、原料となる希ガスを超偏極希ガス製造装置に送給する。また、超偏極希ガス製造装置は、アルカリ金属貯蔵容器と、超偏極希ガス生成セルと、光ポンピング用磁石と、光ポンピング励起用光源と、極細キャピラリー管から概略構成されている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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