出願番号 |
特願2005-120830 |
出願日 |
2005/4/19 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-300634 |
公開日 |
2006/11/2 |
登録番号 |
特許第4595117号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
超音波伝搬の映像化方法および装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
構造物のヘルスモニタリング、非破壊検査 |
目的 |
機器の調整が容易で作業性もよく、また、非接触での高感度な測定が可能な製造や検査等の現場での利用に適した超音波伝搬の映像化方法および装置の提供。 |
効果 |
技術の超音波伝搬の映像化方法および装置は、機器調整が容易で作業性もよく、また、非接触での高感度な測定が可能なので、製造や検査等の現場での超音波の映像化を容易に実現でき、構造物や製品の非破壊検査や、超音波機器開発における補助ツールとしての利用が考えられる。 |
技術概要
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この技術では、被検体に向けて10Hz程度の周期でパルスレーザ光を照射する。計測点は、パソコンで2軸ステージを制御し格子状に走査させながら、走査路に沿って縦横100×100点、合計10,000点程度の計測点を照射する。パルスレーザ光が被検体に照射されると、被検体の計測点は急激な熱膨張が生じ、この結果、熱励起超音波が発生する。受信用圧電センサは、各計測点で発生した熱励起超音波を電気的に検出し、増幅器で増幅して、さらにデジタルオシロスコープでデジタル信号に変換し波形列としてパソコンに送信して収録する。次に、パソコンに収録した波形列データを、各時刻(同一時刻)における振幅値を、レーザ光を照射した計測点における超音波変位と見なして輝度変調した画像を作成する。このようにして得た画像を、時系列的に連続表示(連続描画)すれば、あたかも、受信点で超音波が発進したかのような映像を取得することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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