出願番号 |
特願2005-109330 |
出願日 |
2005/4/6 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-290014 |
公開日 |
2006/10/26 |
登録番号 |
特許第4586158号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
空間移送システム |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
空間移送システム |
目的 |
これまでの回転翼機(ヘリコプター)の使用によりのみ可能であった空中吊り上げ作業を、安価で構造が簡単でメンテナンス性、信頼性も高く、コンパクトで陸上では場所をとらない空間移送システムを提供することにより、安価で簡便な空中吊り上げ吊り下げ作業を可能にする。 |
効果 |
空中吊り上げ吊り下げ方法は、安価で構造も単純な固定翼機を使用することにより、空中吊り上げ吊り下げ作業を安価に比較的手軽に行うことが可能となり、その装備の維持が安価でエンジン停止時の安全性が確保される。 |
技術概要
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図1は、空中吊り上げ吊り下げの装置とその実施方式の例の説明図である。図1中の1は、空間移送システムで用いる空中吊上下ロボットを示しており、2は物体を吊り上げ吊り下げする巻き取り式のワイヤー、3は物体を吊り上げ吊り下げるフック、4は空中吊上下ロボットの旋回方向を示している。図2は、空中吊り上げ吊り下げ方式の力学的釣り合い状態を示している。1〜4は、図1と同様である。図2中の5は空中吊上下ロボットの折畳式低失速翼が発生する揚力を、6は空中吊上下ロボットの旋回運動による求心力を、7はその両者の合力を示している。また、8は空中吊り上げ吊り下げ荷重による力を、9は旋回運動による遠心力を示しており、10はその両者の合力となっている。空中吊上下ロボットは、求心力6と遠心力9の釣り合いで旋回運動を続け、反重力方向の合力7と重力方向の合力10との釣り合いにより旋回高度を維持する。旋回高度Hと比較して旋回半径Rが十分小さい場合、図2中の角度θは近似的にゼロとみなせる。このことにより、新しい空中吊り上げ吊り下げ方式を可能にする。図3は、空中吊上下ロボットの説明図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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