出願番号 |
特願2004-112315 |
出願日 |
2004/4/6 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2005-296062 |
公開日 |
2005/10/27 |
登録番号 |
特許第3721408号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
脳の虚血監視モニタ |
技術分野 |
生活・文化、電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
脳の虚血監視モニタ |
目的 |
脳に対する酸素供給量の適否を監視可能な脳の虚血監視モニタを提供する。 |
効果 |
酸素供給量が不足することに応じて増加する蛍光強度を表示することができるので、例えば、酸素供給量不足時のデータとして予め用意された基準蛍光強度と、表示された蛍光強度とを比較することによって、脳に対する酸素供給量の適否を医療従事者に判定させることができる。蛍光強度変化率が所定値以上となった場合に、脳に対する酸素供給量が不足していると判定するようにしているので、脳に対する酸素供給量の不足を装置自体で判定することができる。 |
技術概要
|
脳の外表面に向けて配置可能な先端部をそれぞれ有する一対の光ファイバと、一方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して脳の外表面に対して紫外線を照射可能な照射部と、他方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して、上記紫外線により脳細胞が励起されて発光した蛍光を受光可能な受光部と、照射部による紫外線の照射・照射停止を制御するとともに、受光部により受光した蛍光の強度を算出可能な制御部と、この制御部により算出された蛍光強度を表示可能な表示部とを備え、記照射部は、光源と、この光源と光ファイバとの間に配置され、光源の光路を開放・遮断可能なシャッタとを備え、制御部は、シャッタの開放・遮断タイミングを制御するとともに、シャッタを開放する場合には少なくとも2秒以上開放し、この開放時間の間に累積された蛍光強度を算出する脳の虚血監視モニタである。図1は、脳の虚血監視モニタ1を、脳動脈瘤のクリッピング手術時に使用した状態で示す全体概略図であり、図2の(a)は、図1のII−II線断面図、(b)は、図1のケーブル帯2を拡大して示す平面図である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|